旅行記 > ホテボラ&キアオラ2004 > ランギロア編(3)

今日のお天気は。。。

どんよりしてますなんか今日は雲が多いですね~。
光はさしているものの、あの初日のランギロア・ブルーはどこへ行ってしまったんでしょうか。。。
(;_;)

朝・昼兼用に、水上バーでハム&チーズのカスクルートとミネラルウォーターを買いに行きます。

水上バーは、床がガラス張りになってて、下を泳ぐ魚が見えます。
お天気が良ければ、窓の外にものすごいブルーが見えるはすなんですけどね~。

お客さんは地元のタヒチアンっぽい人たちばかりです。
カスクルート
バーカウンターの上に、サメの口の骨が飾っています。
「シャーク?」と聞いてみると、「ビッグ・タイガーシャ~~ク!」とにやっと笑ってました。

カスクルートは、テイクアウトにして部屋で食べることにします。

このカスクルートは毎日食べたいくらいおいしかったです。
ハム&チーズとチキンの2種類があります。


シュノーケリング

お魚たち午前中は、テラスでのんびりしてたけど、お昼を過ぎたし、そろそろ行動しないとね。
午後からは部屋の前でシュノーケリングすることにします。

部屋の前は、膝丈くらいでとても浅いんですが、サンゴや岩が多くて、ボラボラより大きめの魚がいろいろいます。
種類も多いような気がします。

パンを持っていくと、すっかり囲まれてしまって怖いくらいです。

気を抜いてたら、手までかまれそうな感じなんですよ~。
なんせ、サイズが今までより大きいので、かまれたら痛そうでしょ。

キヘリモンガラ部屋の近くは堪能したし、次は、沖の方へ行ってみます。

しばらくいくと、サンゴが少なくなって、少し深くなってきました。
下は真っ白の砂地で、水の色も少しブルーに見えます。

上から見ても、ちょうど色が淡いブルーに変わる辺りです。
サンゴが少なくなるせいか、砂地なせいか、お魚は少ないですね。
水深が腰くらいまでしかない部屋の近くの方がお魚がいろいろいるのも変な感じです。

水上では何度となくお目にかかっていた、ゴマモンガラ。

幸いなことに(?)、水中では全然遭遇せずでした。
実は、目が合ったらどうしよう、とか結構ドキドキしながら泳いでたんですけど。。。

でも、同じような歯の魚が、サンゴをガリガリ食べてました。

日本に帰ってきてから調べてみたところ、あれはキヘリモンガラというお魚のようです。
ゴマモンガラ同様、フグ目モンガラカワハギ科の魚で、巣に近づくと攻撃するタイプだとか!?
結構近くまで来て、何回も目が合ったけど、大丈夫だったんだけどな~。

ドリフトシュノーケリング

ガイドさん3時からはドリフトシュノーケリングです。
参加者は、私たちと日本人が1組、フランス人が1組の6人です。

キアオラの桟橋で集合して、ボートに乗ると、まず、薄いつなぎのウェットスーツにようなものを着せられます。
スーツの上にはライフジャケットをつけます。

シュノーケルとカメラ以外は全部ボートの中に片づけられてしまいました。
いったいどんなところへ連れてかれるんだろうか。。。

みんなの準備ができたら、出発です。

ティプタパスの様子さすが、荷物を片づけるだけのことはありました。
お天気のせいかもしれませんが、ボートが思いっきり揺れてます!

そろそろ、目的地であるティプタパスに到着のようです。

ドリフトシュノーケリングの説明を、まずはフランス語で、つづいてゆっくりとした英語でしてくれます。

今からティプタパスの3カ所でドリフトする、らしい。。。
レフトサイド、ライトサイド、あと1カ所は聞き取れなかったんです。

今はちょうど外洋からラグーンに潮が流れる時間なんだそうです。

で、シュノーケリングのやり方なんですが、ガイドさんの話によると。。。

フィンとマスクを付け、ボートの横から足を出して、1・2・3・ジャンプ!って海に飛び込む。
飛び込んだら、ボートの前方に集まって、みんなで手をつないでスタート。
潮の流れにのって、ときたまフィンを使って泳ぐ。
...だそうです。

ちょっと待った~~~!そんな簡単そうにあっさりとおっしゃいますけどね~。
ここの海の色、あの波しぶき、ほんまにこんなとこから飛び降りろってか~~~!?
おいおい。。。

いざ出陣!?

あっと言う間に潜っていっちゃいましたとはいうものの、もう行くしかないよね~。やっぱり。。。

覚悟を決めて、フィンとマスクを付け、ボートの横に腰掛けます。
ガイドさんの合図で、1・2・3・ドボン!

一瞬沈むけど、ライフジャケットもつけてるし、すぐ浮き上がって、ボートの舳先の方へ泳いでいきます。
ガイドさんを真ん中に、左右3人づつ手をつないで、顔を下に向けると。。。

うわ~。何十mあるんでしょうか。ちょっと透明度は悪いものの、きれいに海底まで見えてます。
いろんな魚たちがいっぱいです。

「水中写るんです」ではこれが限界…こわい。でもすごい!でもこわい。でもきれい!!でもほんまにこわいぞ~!!!

そして、いました。ナポレオンです!2匹いましたよ。

あれれ、ガイドさんがいきなり手を離して、あっと言う間に潜っていきます。
お~い、どこまでいくのかな~。と思ったら、なんかお魚に食べさせてるみたいですね~。

最初のポイントはあっと言う間に終わってしまいました。
次のポイントは、さっきよりきれいにくっきりと見えてます。
飛び込むのも、ちょっと慣れたのか、怖さは少しだけマシかな。

ここでも、ナポレオンが2匹いました。
ガイドさんがシロマグロって言ってたけど、どこか分からなかったのが残念。
バラクーダも2匹。大きいですね~。こんなのがほんとにいるんですね~。

そして、2匹のイルカとすれ違いました~!
ものの2、3秒のことだったんですが、向こうもしっかりこっちを見てましたよ~。

最後のポイントでは、大きいウツボ(180cm!?)がいました。

その他、チョウチョウウオやゴマモンガラ、ブダイ、etc.etc.
たくさんのお魚を見ることができました。

どしゃぶり!?

まさにシャワーですシュノーケルが終わる頃には、かなり雲行きがあやしくなってたので、嫌な予感はしてました。。。

ホテルに到着すると同時に、どしゃぶりの雨です。
ガイドさんにお別れを言ってから、雨にうたれながら部屋に帰ります。
今日は疲れたし、すごい雨だし、そのまま着替えてちょっと休憩。

人心地ついた頃には雨も止みました。

レセプションに、今日のディナーの予約を確認しに行きます。
朝、水上バーに行く途中で、ヴァイマリオの予約をお願いしておいたんです。

予約はOKで、7時にロビーとのことです。

ついでに、ブティックでお買い物です。
自分用のおみやげに、ティアレタヒチのキーホルダー(350CFP)と、キアオラロゴ入りTシャツ(2500CFP)2枚。

これって英会話教室!?

ブティックそろそろ7時を迎える頃、満天の星空の下をロビーに向かいます。

ロビーで待っていると、送迎用のトラックがやってきました。
さ~てトラックに乗ろうと思ったら、1人の欧米人男性が「まだ人が来るので待っててくれ」って言ってるみたいです。

待つことしばし、年齢もバラバラな7人の男女がやってきました。
ようやくトラックに乗り込み、最初に待っててくれと言ってた男性が隣に座りました。

出発と同時に、英語と片言の日本語でしゃべりかけられてびっくり!

どこから来たの?とか、どれくらい滞在するの?とか、ヴァイマリオになぜ行こうと思ったの?とか、 矢継ぎ早に質問の嵐です。
こっちも数少ないボキャブラリーを総動員して、一生懸命考えながら英語で答えます。

逆に、どこから来たのか聞くと、彼はオーストラリアで、他の人はスコットランド、イングランド、オーストラリア。
なんと、4年間(!?)船旅しているそうなんです。

ヴァイマリオ

ヴァイマリオそうこうしているうちに、ヴァイマリオに到着しました。
ここもオープンエアなレストランです。

さっきの男性に、一緒に食べようと誘われたけど、ちょっと疲れてるのもあって断ってしまいました。
貴重な経験ができたかもしれないけど、英語を考えながらより、ゆっくり食事したいな~って思いまして。。。
もう少しでも英語が話せたら、絶対行くんだけどな~。

さて、本日のディナーは、
生野菜の盛り合わせ
マヒマヒのグリル バニラソース
(この旅でマヒマヒは3回目だけど、ここが1番おいしい!)
エビ ジンジャーソースエビのジンジャーソースがけ
ショコラリエジョワ(チョコレートパフェ)
(チョコアイスの上にメレンゲのトッピング)

ネットやレセプションでおすすめと言われた通り、すごくおいしかったです。

席についてしばらくすると、ザ~っという音とともにすごい雨。スコールです。

屋根のない席にいた船旅の7人は、屋内の席に移動。
そのついでに、帰りは一緒に帰ろうと誘われ、もちろんOKです。

雨も止み、どこからかネコや犬がやってきて、寝そべってたりしてます。
すべてがのんびり。ゆったりした時間。
生野菜がいっぱいで嬉しいにぎやかなのは、例の船旅の7人だけだったりして。(^o^;)

デザートを食べ終わる頃、そろそろ帰ろうということになりました。

帰りの車内も、英会話教室Part2って感じです。
今度は、こっちからいろいろ聞いてみます。

片言の日本語が話せるのは、東京で15年前に日本語を習っていたからだそうです。
「もう覚えてない」って日本語で言っていたので、すごく上手ですよ~と言うと、「ごますり」って言われました。
ほんまによう覚えてはるわ~。

ホテルの値段とかを聞かれ、円で答えると、円とドルのレートを聞かれました。
ずっと船に乗ってるから、最近のニュースは全然分からないんですって。

4年も船で旅をして、今のニュースも分からないなんて、ある意味、うらやましいかも。

キアオラに帰ってきて、ロビーで別れる時にはじめて名前を聞きました。
ロイジェさん。いろいろありがとう。

部屋に戻る途中、空を見上げてみると、雲だらけで星ひとつありません。
あの満天の星はどこ~~~!

明日の天気に不安を残しつつ、お休みなさい。。。
でも、深夜も、雨と風の音で全然寝つけませ~ん!