旅行記 > ホテボラ＆キアオラ2004 > ランギロア編(1)

ボラボラから離れる頃、飛行機の左側には、ハートの形をしたラグーンのＴｕｐａｉという島が見えます。
みんなボラボラとお別れ中なので、気づいてる人は少ないかもね。

しばらくすると、左側に、マタイバ、ティケハウと順に見えてきました。
ボラボラやタヒチとは違って、海の上のネックレスみたいな環礁です。

そして、ランギロアが見えてきました。

うわ～っ！ものすご～～～～っく大きい！！

さすが、世界で２番目に大きいラグーンですね～。
反対側は全然見えないし、ラグーンっていうより外洋みたいです。

そのうち、右側が何やらさわがしくなってきました。
あわてて私達も右側の席に移動すると、、、

出ました！
環礁の細い陸地の中にぽっかりと浮かび上がるブルーラグーン。

なんとも不思議な景色ですね～。
このブルーがたまりません。

写真を撮るのに夢中になってたら、クルーの女性にシートベルトをしめて、とやんわり言われてしまいました。
でも、み～んな窓の外に夢中なので、半分あきらめてるみたい。。。
ごめんなさい。ちゃんとしめたから許してね。

それにしても、海外の人もスゴいですね。
シートベルトなんて関係ないって感じで、ひたすら写真撮ってますよ～。

バタバタしているうちに、あっと言う間にランギロア空港に到着しました。
ボラボラ空港以上に素朴な感じの空港です。

建物の中に入ると、キアオラのシャツを着た男性がレイをいっぱい持って出迎えてくれます。
そんなに宿泊客がいるの！？って一瞬ビックリしましたが、レイって結構かさばるんですね～。

ホテルの小型バスに乗り込んで、後ろの席にいた日本人のＡさんご夫妻と知り合いました。
アメリカで３年住んでいたそうで、なんと英語はペラペラ！
ランギロアには２泊して帰るそうです。

いつもあまり下調べをせずに旅行するそうなので、ブルーラグーンのＣＭをしちゃいます。
で、６名以上なので明日行けるかどうか聞いてみようということになりました。

空港から１０分ほどでホテル・キアオラに到着しました。

まずは、ロビーでウェルカムドリンクを飲みながら、チェックインの手続きです。
キアオラには日本人スタッフはいないんですが、チェックインのカードには日本語も書かれているので安心です。

レセプションのスタッフからルーム・キーを受け取ります。
さてさて、お部屋は、、、４２番です。
こちらもリクエストとは違うところでちょっと残念です。
お部屋は空いてるのですぐ入れるとのことです。

Ａさん（奥様）が、アクティビティデスクで、明日ブルーラグーンに行けるか聞いてくれてます。
ノープロブレム！ってことなので、さっそく４名申し込みます。

チェックインが済んだら、カートでバンガローの方に連れて行ってもらいます。

まずは、Ａさんご夫妻のガーデンバンガローへ行き、そのあと、水上バンガローに向かいます。

桟橋の手前でカートを降りて、水上バンガローへ歩きはじめ、ダンナが一言。
「なんやこれ～！？」

そこには、目にも鮮やかなランギロア・ブルー！！！
まぶしくて目が開けてられないくらいです。
ほんと、タヒチっていろんな色に出会えますね。

とりあえず、４２番のお部屋に入り、テラスへ出てみます。
目の前にはランギロア・ブルーが広がり、右の方には船着場が見えています。

リクエストした部屋とは違うけど、眺めは文句なし！
しばらくこのブルーをぼ～～～っと眺めてま～す。

荷物も届いたし、ホテル内を散策しながら、フィンを借りにアクティビティデスクに行きます。
ホテルの中は、ボラボラ以上にのんびりした空気に包まれているような気がします。

ロビーに行くと、またまたＡさんご夫妻とお会いして、今から黒真珠の養殖場に一緒に行こうと誘われました。

今回は黒真珠は買わない予定だったので、行かないつもりだったんですけど。
まあ、せっかくだから行ってみることにします。

アクティビティデスクで借りたフィンは、帰ってくるまで預かってもらいます。

ロビーから送迎用のトラックに乗って、ゴーギャン・パールに向かいます。

一緒に行くのは、アメリカ人のご夫婦、誘ってもらったＡさんご夫妻、と私たちの６人です。

タヒチアンの女性が、実際の作業を見ながら、黒真珠を作る工程をていねいに説明してくれます。
でも、英語ですからね～。おおまかな部分以外はよく分かりません。
実物が目の前にあるから、なんとなく分かるけど。

やっぱりランギロア在住のＮさんに頼むべきだったかな～。。。
Ｎさんのご主人はお仕事中のようでしたが、お見かけすることはありませんでした。
（奥様はちょうど入れ違いに日本に帰られてたので、お会いできなかったんです。）

それにしても、ここからの景色もスゴいですね。
毎日、こんな景色の中で仕事できるなんて、ちょっと（かなり）うらやましいかも。

最後に、ブティックに案内してくれます。
ここの真珠は、確かに、パペーテやボラボラより安かった。。。

ブティックの方に質問したりしてたけど、結局、だれも真珠は買わず見学だけで終わっちゃいました。
ごめんなさい。

まあ、うちの場合、財布も持たずに手ぶらで来てるので当然かな～。
アクティビティデスクにフィン借りるだけのつもりだったんだもん。

キアオラに帰ってきました。

今日の夕食は、Ａさんご夫妻と一緒に食べる約束をして、レセプションでおすすめのレストランを聞いてみます。

スタッフの女性は、ヴァイマリオが好きだけど、今日は残念ながらお休みだと教えてくれました。
次におすすめなのは、ル・カイカイ。

というわけで、ル・カイカイを予約をお願いします。

まだ時間もあるし、アクティビティデスクに預かってもらっていたフィンを受け取って、いったん部屋に帰ることにします。

途中、プールや船着場の方に寄り道して、遠回りして行こ～っと。

部屋に戻ってしばらくしてから、電話がかかってきました。
レセプションからかな～とちょっとドキドキしながら電話にでると、なんと、Ｎさんです。

実は、日本からキャロリーヌさんのパレオを予約しておいたんです。

７時にル・カイカイに行くんですよ、と伝えると、そちらで渡してくれるとのことでした。
もしかすると、Ｎ家の愛犬、ポセイドンも連れて行くかもっておっしゃってたので、それも楽しみ。

日も暮れて、そろそろおなかもすいてきたかな～。

ロビーでル・カイカイのピックアップを待っていると、Ｎさんがやってきました。
なんか、他のペンションに行く用事があるので、こちらに来たそうです。

パレオを受け取る時、今日ゴーギャンパールに来てましたね、声かけてくれればいいのにって言われました。
あらら、見られてたのね～。

一応、探したけど、分からなかったのよね～。
でも、海側で作業してたそうなので、見つけられなかったのかも。

ふと車の中を見ると、いました～！ポセイドンです。一緒に来てくれたのね～。
ちょっと眠いのかお疲れなのか、すぐ車の奥に戻っちゃいました。

Ｎさんから、
ル・カイカイのおすすめは、カマスサワラのパイ包み焼き。
ステーキは生焼けの場合があるので止めたほうがいい。
ポアソン・クリュもいまいちかも。
旅行者にもヴァイマリオの方が人気がある。

というありがたい情報を教えてもらいました。

ピックアップの車がやってきました。
ランギロアの道は、ボラボラよりも街灯もなくて真っ暗です。

あっと言う間に、ル・カイカイに到着しました。
オープンエアーでサンゴの床のお店は、ほぼ満席です。

今日のディナーは、
おすすめのサラダ（名前は忘れた）
Ｎさんおすすめの、カマスサワラのパイ包み焼き
マヒマヒのグリル
チョコレートムースです。

１番のおすすめは「カマスサワラのパイ包み焼き」！これはいけますよ。
チョコレートムースはけっこうボリュームがあってかなり甘いので、途中でつらくなるかも。。。
もちろん、甘党の方にはおすすめです。

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