旅行記 > キアオラ＆テタマヌ2012 > ファカラバ編(2)

時刻は６時すぎ。外は明るくなってます。

テラスに出てみると、うわ～～～っ！

ほんのり朝焼け色を残した雲。
鏡のように空を映す静かなラグーン。

憧れのテタマヌです♪

椅子に腰掛けて、目の前の景色を眺める時間の幸せなこと。
ホントに来ちゃったんですね。。

バンガローの前の小さな桟橋へ。
桟橋の脇には水面すれすれまで見事すぎるサンゴがびっしりです。

桟橋の先端はドロップオフに面しています。
まだ日が差してないけど、サンゴの合間をブダイなどの魚たちが泳ぐのが見えます。

シュノーケリングするのが楽しみ～♪

すべてはこのドロップオフのため。

ファカラバの空港から車で１時間、船で２時間。
思えば遠くに来たものです。

ホントにここに滞在できるなんて夢のよう。。

７時の鐘がなりました。朝食の時間です。

テタマヌの朝食はシンプル。

パンケーキとフランスパン。
飲み物はコーヒーとお湯のボトル、ティーパックやココアがあります。

いつも朝はあまり食べられない私にはちょうどいい感じ♪
お手製のジャムが美味しくて、毎日パンケーキにのせて食べてました。

レストラン（っていうよりは食堂っていう雰囲気ですが）があるのはドロップオフの真上。
眺めは最高で、食事の後はいつも潮の流れや魚たちを見ながらまったりしてました。

食事をする他にも、飲み物をもらいに来たり、バッテリーの充電をしに来たり、しょっちゅうココに来てたような。。

テタマヌではお水は飲み放題でペットボトルに入れたお水を無料でもらえます。
ヒナノやコーラはノートに名前と数を書いて冷蔵庫から出してもらいます。

テタマヌに滞在してすっかり虜になった私ですが、あえてここはマイナスっぽい情報を書いておこうと思います。

部屋の作りはいたってシンプル。
正直なところ、快適、ではないですね。
ベッドのマットも寝心地が決して良いとはいえないし。

タオル交換や掃除といったサービスはありません。
清潔感は、、あまりないけど、、、
誰も来ないので自由きままに過ごせます♪

滞在中は風を通すために部屋の窓もドアも開けっ放し。
オープンエアーなお部屋でとにかく大変だったのが「蚊」！
蚊帳は必須！です。

OFF(虫よけスプレー)も全く役に立たず、唯一、効果があるのは「蚊とり線香」。
煙のあるところだけ寄ってきません。
テラスで足元に蚊とり線香を焚いてるのに腕が襲われる。。
なかなか手強い奴らです。

他にも気になることはあるけど、それでも、また行きたいっ！と思わせるテタマヌってホントにすごいです。

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今日はとっても良い天気♪
空は青くてラグーンもキラキラ、良い色になってきました。

部屋の前の桟橋へ。
すっかりお気に入りの場所になっちゃってます♪

そういえば、桟橋の先端のあずまやは６年前に来た時にはありませんでした。
たしか、ここには木のオブジェがあったはず。。
最初は同じ桟橋と気づかず、どこだっけ？と思ってたのでした。

テタマヌ滞在の１番の心配だった水シャワーの対策がコレ。
ソーラー温水バッグ。
黒いバッグにお水を入れて日向に数時間置いておくと、熱いくらいのお湯ができあがり～♪

シュノーケリングで身体が冷えた時にはやっぱり温かいお湯が欲しいところですし、これはホントにありがたかったです。

バッグを吊るせる場所がないので、私の場合は折り畳みバケツと小さい手桶を持参しました。

バンガローで使える水は海水まじりの井戸水でほんのり塩味。
私が泊まった時は雨がたくさん降った後で「ほんのり」くらいだったけど、雨が少ない時はかなり塩味が強かったそうです。

バンガローの前をにわとりがお散歩してます。

バンガローの中にいると、早朝でも昼間でも元気な鳴き声が聞こえてきます。
私は気にならなかったけど、うるさくて寝られないっと思う方もいるのでしょう。

水上バンガローは波の音がうるさくて、、という方もいるし、感じ方は人それぞれですもんね。

テタマヌは南のTumakohuaパスのすぐそば。
バンガローからでも潮の流れる様子が見えます。

ペンションのまわりで自由にシュノーケリングできるけど、潮の流れはちゃんとチェックしないといけません。

時刻は８時半すぎ。
潮の流れは左から右へ、外洋からラグーンに向かってます。

いよいよ極上のドロップオフでシュノーケリングです♪

それは、シュノーケルセットをつけて水の中に入ってすぐでした。

なんか丸っこいモノが近づいてきます。。

うわわ～！ナポレオンです～～！！
いきなり至近距離までやって来ました。

人懐っこいテタマヌのナポちゃん。
きっと会えると信じてたけど、いくらなんでも登場が早すぎません？（笑）

しばらく私たちのまわりをウロウロしてから、ドロップオフの方へ消えていきました。

まずはご挨拶ってことかな～。
嬉しいけど、あまりにいきなり過ぎてビックリ。

これは幸先良さそうです♪

波打ち際から少し入ったところからドロップオフまでず～っとサンゴの森が続いてます。

サンゴや白い砂地に光の波紋がゆらゆらと煌めいて綺麗～♪

ピキピキのサンゴがこれでもかってくらいびっしり。
サンゴの合い間にチョウチョウウオとかがひらひら泳いでます。

こんもりしたサンゴの森を泳いでると迷ってしまいそう。
そろそろドロップオフの方に向かいます。

サンゴの森を抜けると、そこは蒼の世界。
ドロップオフは目の前です。

キラキラと光るスズメダイの群れがゆらゆら。。
もう綺麗すぎて言葉にできません。

スズメダイに心惹かれつつ、潮の流れにのって進もうと右側へ振り向いてビックリ！

うわ～～～っ！黄色い魚がいっぱい！！
何匹くらいいるんでしょうか？
こんな大きな群れ、初めて見ました。

潮の流れに身を任せてドロップオフ沿いに流されてみたり、流れに逆らって戻ってみたり。。

シュノーケリングでこんな景色が見られるなんて、テタマヌはやっぱりすごいです。

サンゴの森を横目にドロップオフ沿いに進むと、サンゴの切れ間があります。
ダイビングセンターの前がエキジットポイントです。

すごかった～♪
勇気を出してはるばるやって来た甲斐がありました。

この先にはレストラン棟が建ってて、上から見ててもさぞ綺麗だろうとは思うけど、潮の流れがペンションから離れていくようで、ここまでで陸に上がる方が良さそうです。

３０分ほどのシュノーケリングで写真や動画を撮りまくり。
あっと言う間にバッテリーの残量が。。
今年買った水中デジカメは綺麗に撮れるけど、バッテリーの減りが早いのが難点です。

バッテリーを交換したら、また水の中へ。
本日２回目のシュノーケリングです。

見事すぎるサンゴに色とりどりのお魚。
ず～っと見ていたいくらいです。

ドロップオフの方に進んでいたら、またナポちゃんが登場！

今回もいきなり現れたけど、さっきよりは落ち着いてカメラを構えられました。

コバルトブルーの海をバックに悠然と泳ぐ大きなナポレオン。
夢のような光景です。

「絵にも描けない美しさ」

浦島太郎の詩にありましたよね。
そんな言葉がピッタリなテタマヌの海です。

浦島太郎みたいに時が経つのも忘れてしまいそう。。

２回目のシュノーケリングも楽しかった～♪

久し振りに泳いでちょっと疲れたかも。
ついさっきまで泳いでいた海を眺めながら、テラスの椅子に座ってちょっと休憩。

部屋の前の浅瀬にはお魚たちがひらひら。
たまにブラックチップが通りすぎていきます。

テラスでぼけ～っと海を眺めてたら、なんか水面から丸いものが出てるにの気がつきました。

サンゴの根の辺りでゆらゆら動いてるような、、？

うわ～っ！ナポレオンです～～！！

さっきドロップオフですれ違ったナポちゃんでしょうか。

朝食の残り物のパンをちぎって投げてみたら、すい～っと近寄ってきて、バクッ！
口が伸びました～！

さすがはテタマヌ名物のナポちゃん。
背びれがはみ出るくらいの浅瀬にもやって来ちゃうんですね。

テラスの椅子に座ってると、目に入ってくる貝がらやサンゴの飾りつけ。
こういうの、素敵ですよね～。

何気なく並べられてる貝がらが周りの景色と相まって絵になります。

真似したいけど、この何気なさが難しい。。

太陽が高くなるにつれ、水面がキラキラ眩しい～。
空もとっても綺麗なブルーです。

水平線にはブルーのしま模様。
ずっと向こうに砂州があって、さらにその向こうには小さなモツがあるみたい。

桟橋に出てみたら、これまた綺麗なブルーのグラデーション！
この色はなんて表現したらいいんでしょう。
ずっと見てても見飽きそうにありません。

１２時になりました。
お待ちかねのランチの時間♪
午前中にいっぱい泳いでお腹がすいてたんです。

並んだ料理にビックリ！
ピザがありますよ～。
コンビーフを使って作ってみたんですって。
イタリア人のゲストが一緒だったからですかね。

それから、豆と野菜と肉のスープ煮と白米。
あとはフリット。白身の魚だったかな？
どれもとっても美味しい～♪

ランチはデザートが付かないし、安心して？お代わりできます。

食べました～。
お腹いっぱいで、ちょっと休憩♪

潮の流れる音を聞きながらまったり。。
こうやって海を眺めてるだけで幸せな気分になれますね。

午後になって、少し暑くなってきました。

ベッドマットも蚊帳もあるし、風が通って涼しいんだったら上でお昼寝もいいかも。
気になってたロフトに上がってみました。

う～ん、、下の方がまだ風が通ってマシみたい。残念。

ロフトの窓からハート形に植えつけたサンゴが見えます。
手前の方は崩れちゃってるけど、奥のはちゃんとハートに見えますね。

暑いし、ちょっとお昼寝。。。

「アコさ～～～ん！」
あれっ？もしかして呼ばれてる？？

うわっ！14時にピンクサンドに連れてってもらうんだった！
バタバタとお出かけ準備。

ピンクサンドビーチに出発です。

テタマヌの正面の浅瀬を避けてぐる～っと時計回り。
１０分ほどでボートが停まりました。

ぐる～っと180度。
キラキラ光る淡いブルーのラグーンと水平線に点在するモツ。

ほんのりピンク色のビーチに到着です。

ビーチの木陰に寝っころがってまったり。。

上を見上げると、椰子の葉が風にゆらゆら。
真っ青な空に雲がゆっくりとながれていきます。

景色を眺めながらぼけ～っと過ごすにはもってこいの場所ですね。

こういう時にあったらいいモノ。
なんと、Sさんご夫妻のカバンからヒナノが出てきました～！
それも我が家の分まであるなんて嬉しすぎます～♪

最初は日陰にいたはずなのに、日差しが～。
太陽が移動すれば、日陰の位置も移動しますもんね。

日陰に入ろうとした先の砂がもぞもぞっと動きました！

うわ～、ヤドカリがいっぱい。
穴の中に隠れてたのを起こしてしまったみたいです。
1cm未満の小さなのもいれば、握り拳よりでっかいのも！

６年前、マイタイ（ホワイトサンドビーチ）のビーチでヤドカリ競争してるのを見たのも懐かしい思い出です。

迎えに来てくれたボートに乗ってテタマヌに帰ります。

帰りはアナベルも一緒。
ボートの甲板の上に立って、進路を教えてるみたいです。

テタマヌに戻ってシャワーを浴びてスッキリ。

そろそろ太陽が沈む頃。
夕焼けはどうかな～？

太陽が沈んでいく西の空は金色から橙色へ。
ゆったりした時間が流れてます。

静かな夕暮れ時にバシャバシャと水面が騒がしい。。

水音の正体はたくさんの小さな魚！
思いっきり飛び跳ねてます。
大きな魚に追いかけられてるみたい。

鳥たちも飛び跳ねた魚を狙って水面すれすれを飛んでいきます。


しばらくしてまた静かな夕暮れが戻ってきました。

１９時前、鐘が鳴るのを待ちきれずにレストランへ。

わ～い、今日も美味しそうな料理が並んでます～。

大きな魚のフライや豆のサラダ。
ガーリックトーストもありますよ。

どれもホントに美味しくて、もうちょっと食べたい気もするけど、ここは我慢。。

今日のデザートはフルーツのタルト。
お腹に余裕を残しておいて良かった～♪

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