ティプタパスに向かって出発♪
今日のランチは外で食べるつもり。
目指す場所は、オホツの船着場にある「ル・リレイ・オホツ」という軽食屋さんです。
キアオラからも見えてますね。
ランギロアで1番安くて1番美味しいランチが食べられるという噂の「ル・リレイ・オホツ」
今回、絶対!行ってみたかった場所の1つです。
タヒチ友達のはなさんに教えていただいた通り、キアオラからビーチ沿いに進みます。
もうこれ以上進めないな~と思ったところで、海から離れて内側の道の方へ。
あらま、小さな民家の庭先のような場所に出てしまいました。
黒いにわとりものんびりお散歩してます。
お庭だったらごめんなさい、お邪魔します~、と心の中で念じつつ、通り抜けさせてもらいました。
内側の方にはヤシの木がいっぱい。
野焼きをしてるような煙も上がってますね。
ポツポツと民家のような建物も見えます。
少しひらけた場所に出てきました。
この道は外洋側までずっと繋がってるみたい。
道の先は思った通り、外洋側の道路に出てきました。
休憩ポイントでドッキリ!
道路に出てすぐ、眺めの良さそうな場所がありました。
ここなら木陰に腰掛けられそうな場所もあるし、ちょうどいい休憩ポイントになりそう。
木々の間から見えるのは眩しいくらいのブルー!
なんと、目の前にはティプタパス!まるで展望台みたいです。
木陰に座って、風に吹かれながら、ぼけ~っとティプタパスを眺めて。。
極上のひとときです。
と惚けてたら、ダンナがひとこと。
「財布忘れた。。」
へ? 財布~??ふ~ん。。現金がないんや~。
あれ~?? 私たち、何しにココに来たんやっけ?
ランチ食べに行くんやんな~。
え~っとぉ、、、( ̄□ ̄||)!?えらいこっちゃ~!
うわ~!うわ~!うわ~!どないしよ~!!
私の場合はモノを忘れるなんて日常茶飯事で当たり前ですが、夫婦2人とも気づかないとは。。
普段なら他の人以上に頭がまわるうちのダンナ。
やっぱり、今回の「家族」旅行の積み重なるストレスにかなり疲れてるとしか思えません。
「しゃあない。取ってくるからここで待っとって。」
ええ~っ!暑いし、だいぶ歩いてきたし、1人で戻らせるのはちょっと~。
次の機会にして帰る方がいいんじゃ。。
でも、ここまで来て諦めて帰るのももったいないし。
といって、うちの父と妹だけを置いていくのも怖いし。。
仕方ない。。
ここはダンナに頑張ってもらって、キアオラまで戻ってもらうことにしました。
休憩中。。
ダンナが戻ってくるまで、しばし休憩です。
うちの家族はダンナが1人で戻ってることも気にもかけず、海岸の方に降りてみたり、眺めを楽しんでます。
こういうところがちょっとむかつくのよね~。
まあ、気にしてても仕方ないんだけど。
ティプタパスではダイバーさんのボートも見えます。
遠目に見ても、流れが速いし、荒々しい波がざっぱ~ん!
こないだのドルフィン・ウォッチングでは、こんなところをイルカが遊んでたのよね~。
と思ってたら、出た~!黒い三角の背びれ!!
水面すれすれを3回はねました!
突然叫びながら私が指差した先にうちの家族も見れたみたい。
こんなところで~!?
あら、ティプタパスに面した海岸に誰かいるようですね。
何してるんだろ~??えっ!あれ!ちょっ!おじさん!
どんどん海に入ってってますよ~!
どうやら釣りしてるみたいです。
あんな身軽な格好で釣り竿1本だなんて大丈夫かしら。
膝くらいまでで浅いみたいですけど、こんな流れの早いパスで危なくないのかな。
気になってしばらく見てたけど、おじさんは全然平気みたい。
そのうち、諦めたのか、海岸の岩場の方に戻ってきました。
今日の収穫はゼロだったみたいですね。
ル・リレイ・オホツへ行こう!
30分ほどでダンナが戻ってきました。
あら!1人増えてますよ。じゅんさんです。
ご主人のピロシキさんはお疲れのようで、キアオラに残られたんですって。
あら、残念。。
それでは、5人でオホツの船着場へ向かいましょう。
船着場までは1本道です。
しかしまあ、なんとものどかな道ですね。
誰~もいないんですけど~。
通り掛かったのは、スクールバスが1台。
小学校のバスかしら。鉛筆の絵が可愛いですね。
あと、途中に見つけたのは、「ペンション・ジョセフィーヌ」
ここに泊まったら、毎朝夕にイルカのジャンプが見られるんでしょうね~。
イルカを見ながら朝御飯なんてのも素敵♪
あ、でも、うちの場合、写真だ~!ビデオだ~!!って落ち着いて食べてる訳ないよね。きっと。。(爆)
遠くに道の先端が見えてきました。もう少しで船着場みたいです。
オホツの船着場
船着場に到着しました。
地元のタヒチアンの子たちが泳いでたりして、なんとも素朴系の船着場です。
ここからティプタ村に渡ることができるそうなので、次回は行ってみたいな~。
この船着場のすぐ手前にある建物が今回の目的地です。
ランギロアで一番安くて美味しい軽食屋さんと噂の「ル・リレイ・オホツ」です。
いろんな人たちが何度も通ったというハンバーガーか~。。
とっても楽しみ~♪
ル・リレイ・オホツ
ル・リレイ・オホツの店内はタヒチアンや観光客でいっぱい!
5人いっぺんに座れるような席は、、、空いてないですね~。
仕方ない別れて座ろうかって話してたら、店員さんとおしゃべりしてたタヒチアンが席を立って手招きしてくれました。
えっ、この席を使ってもいいの?
ありがたく座らせてもらうことにしましょう。
チーズバーガーとポテトを注文して待つことしばし。。
やってきました~!てんこ盛りのポテトも一緒です♪
かぶりつくと、めっちゃジューシーで美味しい~~!!!
お散歩がてら歩いてきた甲斐がありました。
おなかいっぱい
あぁ~、美味しかった~♪
みなさんが何度も通ったという気持ちが分かりましたね。
めちゃうま!のチーズバーガーに大満足です。
お腹いっぱいになったし、そろそろキアオラに帰りましょう。
帰りも行きと同じ道を通って行きます。
船着場から少し進むと誰もいなくて、ニワトリがのんびり歩いてたりして、なんとものどかで静かです。
ヤシの木がいっぱい植えられた横を通って、展望ポイントまで戻ります。
ランギのワンコ
帰り道で出会ったワンコたち。
どの子も、なんとも良い表情してますよね~。
ビーチで出会った2匹は一緒に走ったり、泳いだり、追っかけっこしたり、とっても仲良しみたい。
ランギロアのワンコはのびのび暮らしてるんでしょうね。。
ストレスなんて無縁なんだろうな~。
ちょっと(かなり)うらやましいかも。
キアオラ到着
ビーチ沿いに歩いて、キアオラに帰ってきました。
う~ん。。
帰ってくる間に雲が増えてきましたね~。
午後はドリフトシュノーケリングに行く予定なので、あまり波が高くならないといいんですけど。。
ドリフトシュノーケリング
午後は予定通り、ドリフトシュノーケリングに参加します。
行くのは私たち夫婦と妹だけ。
父は、私たちが泊まってる水上バンガローで魚にパンをあげたりしてのんびりしてるそうな。
なんだかんだ言っても、前回、シュノーケリングで体調を崩したのが懲りてるみたい。。
あらっ!ドリフトシュノーケリングのガイドさんは、先日のドルフィン・ウォッチングツアーの時と同じ人だ!
向こうも覚えてたみたいです。
参加者は私たち3人と、フランス人の少し年配の女性。
それに、今回は取材のカメラマンも一緒なんですって。何の取材なのかな~。
さてさて、まずはドリフトシュノーケリングの準備。
薄いウェットスーツの上にライフジャケットを着けます。
シュノーケルとカメラ以外は全部ボートの中にきっちり片づけて準備OK。
ティプタパスに向かって出発です。
ドリフトシュノーケリングの説明がフランス語と英語で行われます。
まあ、私たちは2回目なのでだいたい分かってるので、妹に説明すればいいだけです。
ティプタパスのポイントに到着しました。
深~い海の色で白波も立ってるけど、ブルーラグーンの帰りにアバトルパスでも泳いでるし、うちの妹も大丈夫でしょ。
ガイドさんと私とフランス人の女性は舳先に向かって左側、ダンナと妹は右側へ。
ボートの横から足を出して座って、「1、2、3!」の合図でみんなで一緒に飛び込みます。
飛び込んだら、ボートの前方に集まって、ガイドさんを真ん中に左右2人づつ手をつないでドリフト開始です。
ここは何十mあるんでしょうか、かなりの深さです。
前回(3年前)よりも透明度も良くて、海底のサンゴもしっかり見えてます。
あんまり大物はいないみたいだけど、いろんな魚がいっぱい「流されて」ます。
ホントにもう、どの魚も転がるように流されてるんですよ~。
残念ながら、マンタとかバラクーダとかイルカとか大物はいません。
あっ!ゴマ様(ゴマモンガラ)発見!相変わらずの怖い顔。。
ナポレオンががいないかな~と探してたら、視界を横切る人が約1名。
私たちが手をつないで流されてる様子を、カメラマンさんが前や横や下から撮影してるんです。
いったい、何に使われるんだろう。。。気になる~~。
出た~~~!
ドリフトの2つめか3つめのポイントでのことです。
みんなで一緒に飛び込んだ直後、ガイドさんが水中を覗き込んだ次の瞬間、ガバッと顔を上げて硬直!
何も言わずに私たちを見て、慌てた様子で下を指さしてます。
いったい、どないしたんやろ~かと水中を見て、私も絶句。
こ、これって、、、。
私の真下に、ものすごく大きくて綺麗な生き物がいました!
なんと、「マダラトビエイ」です!!!
体長は2mくらいはあるでしょうか。水面から4,5mくらいにふわ~っと浮いてるかのようにホバリングしてます。
なんて綺麗なんでしょう!そこだけ時間が止まってるみたい。
大慌てのガイドさんは、急いでボートの反対側にいるダンナと妹を呼びに行きました。
後でダンナに聞いた話によると、ガイドさんにいきなり訳も分からず腕を引っ張られて、かなりビックリしたみたい。(笑)
カメラマンさんも、私たちのことなんて放ったらかしで、マダラトビエイの撮影に専念。
マダラトビエイはといえば、えらい上の方が騒がしいな~と思ったんでしょうか、ゆっくりと移動を始めました。
この動きがまるで空を飛ぶかのように優雅です。
向こうからさらに1匹やってきて、2匹で遊んでるかのように行ったり来たり。
しばらくしてブルーの彼方へ去っていきました。
今回もマンタには出会えなかったけど、たぶん「魚運」は良かったみたいです♪
ちなみに、マダラトビエイがいる間、ガイドさんは必死!
5人で一列に手をつないだままで方向転換させようとするもんだから、まあ大変!
ガイドさん、次の機会があったらもう少し落ち着いて、方向転換する時は手を離してからにしてくださいね~。
Le KaiKai
ランギロア最後のディナーは、ピロシキさん&じゅんさんご夫妻と一緒に「Le KaiKai」へ。
レストランはオープンエアーでサンゴの床。
壁の絵や内装も南の島らしい雰囲気です。
19時に予約したんですけど、お客が全然いません。
前に来た時はいっぱいだったような記憶があるんですけど、日によって違うのかしらね~。
メニューはフランス語と日本語で書かれてます。
日本語があるのはきっと西村さんのおかげなのでしょうね。
何を食べようかな~。やっぱり、ポワソン・クリュははずせません。
最後のディナーだし、カクテルも頼んでしまおう♪
男性陣は、定番のヒナノにするようです。
食事を頂きながら、今回のボラボラ&ランギロアでのできごとをいろいろおしゃべり。
ボラボラとランギロアのお天気のこととか、
今日のドリフトシュノーケリングでおっきなマダラトビエイを見た~!とか、
ランチで行ったル・リレイ・オホツのめちゃうまバーガーとか、
いっぱい話してるのに、全然話題が尽きません。
最後にはデザートまでしっかり頂いて、おなかいっぱい!
とっても楽しいディナーになりました。