旅行記 > ホテボラ＆キアオラ2007 > ボラボラ編(4)

レストランにやってきました。
今日もうちの父と妹が先に来てますね。
父と妹が座ってるテーブルより２つ向こうのテーブルに着席。

窓側で眺めはいいけど、外はどんよりと曇ってるのでラグーンの色もいまいち冴えません。
最終日で朝御飯を食べたらすぐにボラボラを出発するのにちょっと残念。。

今日のホットプレートはワッフルにしてみます。
ちょっと甘いものがいいかな～と思いまして。。

この頃には徐々に（精神的）疲れがたまってきて、胃が痛～っくなってあまりたくさんは食べられなくなってたんですよ。

こんな静かな朝の空気を吹っ飛ばし、私の胃の痛みをさらに悪化させる事件が起こりました。

「なあなあ、これ食べへんかぁ？」うちの父の声です。

何事かと振り向くと、ひえぇぇ～～！（￣□￣||）
隣のテーブルに座ってらした、見知らぬ日本人ご夫妻に声を掛けてますよ～！

「あっ！まちごうたっ！！」
父がもう１つ隣の私たちのテーブルへやってきました。

こら～っ！（▼ヘ▼メ）
いきなり声掛けて何も謝らんってどういうこっちゃ！
「なんや、お前らの席ちゃうかってんなぁ～。」
な～んにも悪びれることもなく、へらへら笑うな～！

「なあ、これ食べへんか。ライスって書いてたから頼んだけどこんなんやってん。これは全部食べられへんわ～。」
父が持ってるのは、「タヒチアンライス」のお皿です。
日本で食べるような白いご飯を想像して頼んだんならビックリしたことでしょう。

はぁぁぁぁ。。胃が痛い。痛すぎる。。。
この悲惨な胃腸で、タヒチアンライスどころか他のものも食べられそうにありません。。

あっ！（；°〇°）
父が声を掛けたご夫妻が食事を終えてレストランを出て行こうとしています。
恐る恐る声を掛けてみました。
「あの～。先ほどはうちの父がご迷惑をお掛けして申し訳ありません。。」
「えっ！？ああ、さっきの方がお父さんなんですか。面白いお父さんですね～。」と苦笑い。

あぁもう、そう言っていただいてホントに申し訳ないったら。
私たちよりちょっと年上の落ち着いた優しそうなご夫妻です。
せめてこの後は静かな休日を過ごされますように。。

ちなみに、今回のホテボラでは毎朝のアメリカンブレックファーストが付いてたけど。。
アラカルトメニューは対象外よね～。きっと。。(-"-；)

レストランの帰りにちょっとブティックに寄り道。
切手を買ってレセプション横のポストに絵ハガキを投函しました。
日本に届くまで何日くらいかかるのかしらね～。

最後の荷造りも終わり、レセプションでチェックアウトも済んだら、あとは出発の時間まで出発を待つだけです。

船着場にはすでに送迎用のボートが停めてあり、一緒のボートに乗るらしき人たちが集まってます。
みなさん、ホテボラでの最後の時間を思い思いに過ごしておられるようですね。

私たちも、いつものようにお魚にパンをあげてみることにしましょう。
相変わらず、一気に集まってきましたよ～。
この食欲が嬉しいけど淋しい。。

今回、ホテボラは３泊だけ。。
ホントにあっ！という間で物足りない感じです。
せめて１週間くらいは滞在したいな～って贅沢な望みですね。

見送りに来てくれたマミさん達、スタッフと一緒に記念写真。
短い時間でしたが、いろいろお話もできて嬉しかったです。

また来てくださいねって言葉と笑顔に、絶対来るぞ～！って心に誓ってしまう私です。
(＾＾；)

セリーヌがボートに乗るように言ってます。淋しいけど、とうとう出発する時間になってしまったようですね。
ボートに乗り込む際に、両手いっぱいの花びらを渡されます。

マミさんたちスタッフにお見送りをしてもらい、ボートが動きはじめました。

またここに帰ってこれるように、花びらを海にまいてお願い。
ホントにまた帰れますように。。

さようなら～～～！また来るからね～～～！
ホテルが小さくなっても、ず～っと手を振り続けてました。

一緒に空港に向かうのは、うちの父と同じくらいの日本人のご夫妻が２組。

うちの家族は相変わらず好き勝手にしてます。
いつも空港までの道のりはしんみりしてしまうんですが、今回はあの２人のおかげでそんな余裕もありません。
まあ、ある意味、その方が良かったのかもね。

今朝のボラボラはず～っとどんよりと曇っていて、太陽は全く顔を出してません。
ラグーンの色もいまいち冴えませんね～。

そんなお天気でも、オテマヌだけは雲がかからずにちゃんと見えていてちょっと嬉しい。

ボラボラ唯一のパスの近くには豪華客船「ポール・ゴーギャン」号が停まってます。
こんな豪華客船でタヒチの島々をクルーズなんて素敵～♪

まあ、我が家の場合、ボラボラとか１つの島にじっくり滞在する方が好きなので、今のところ、ご縁は無さそうです。

ポール・ゴーギャン号の向こうには、「ラグーンリゾート」が見えます。
ここは新婚旅行で初めて滞在したホテルなので、懐かしく感じてしまいます。

あれは何でしょう？？途中で気になるものを発見しました。
山の斜面の一部が伐採されて、白い道が作られてます。

なんか、段々畑みたい。。斜面の上にはショベルカーも置いてますね。
これも、「開発」の一環なんだとしたら、、、と一瞬考えてしまいました。

もうすぐ空港です。
ボラボラに行かれた方は見たことがあるかもしれませんが、空港に行く手前の小島にいつも目につく像があるんです。
この像、木で彫られたものなのかしら。c
どういう意味合いのものなんでしょうね～。

ボラボラ空港に到着しました。

まずはチェックインの手続きをしてスーツケースを預けます。
実は、カメラやパソコンの備品とか重いものが多いので、エアタヒチのチェックインの時はちょっとドキドキします。

出発までまだ時間があるし、売店でお土産物をチェックしたり、空港内をぶらぶら。
待合ロビーの椅子に座って、ちょっと休憩。。

あらっ！出発ゲートの前で係員がチケットのチェックを始めました。
私たちが乗るランギロア行きの出発時間まではまだ時間があるし、どこ行きの飛行機なのかしらね～。

しばらく係員さんと飛行機に乗り込む人たちの様子を眺めてるうちに、だんだんと嫌な予感がしてきました。

そう。なんといっても、ここはタヒチ。
飛行機の出発時間の予定なんて当てになるはずがありません。

どこ行きの飛行機か聞こうと係員さんに近づくと、私が持っていた家族４人分のチケットをちらっと見て。。
次の瞬間、ビリッ！( °◇ °)
有無を言わさず、４枚のチケットを一気にちぎられました～！

「あの飛行機ってランギロア行き？」と改めて聞くと、「そうだ」との返事が。。
ガ～～～ン！（￣□￣||）！

それから大慌てで、ダンナとうちの家族を呼びに行って、もう１度ゲートの前に行きました。

すると、さっきの係員さんがチケットを見せろと言うではありませんか！
４枚の半券を見せつつ、さっき全部ちぎったでしょっとボディランゲージ。

ふうぅ～。何とか無事に飛行機に乗ることができました。
機内はタヒチアンや欧米人で満席！日本人は数組だけです。

英語のアナウンスでもランギロア行きだというのをかろうじて確認できたし、大丈夫でしょう。
愛しのボラボラとお別れです。

ページトップへ