一夜明けて。。。
嵐の夜から一転。穏やかな朝です。
昨日と同様、空はかなり曇ってますが、遠くの方は晴れ間も見えるし、これから晴れてくれるといいな~。
今日の午前中は、うちの家族の希望「野生のイルカに逢いたい!」を叶えるためにドルフィンウォッチングの予定です。
今のところ、風は穏やかです。
あまりボートが揺れないといいんですけど。。
あっ!向こうの桟橋にボートがやってきました。
今日のツアーで私たちが乗るのはあのボートかしら~。
イルカに逢いに行こう!
今日の「ドルフィン・ウォッチング・ツアー」の参加者は、うちの家族4人とイタリアンのカップルの計6人です。
ボートはティプタパスの真ん中で停まりました。
外洋のような波にゆっくりと大きく揺れて、これはちょっと酔いそうな予感。。
ガイドさんに「英語は大丈夫?」って聞かれて、「ちょっとだけ」って答えた私。
うちの父と妹を見て「そっちは、、?」「大丈夫。私が説明するから。」
ってことで、まずは、このツアーの説明が始まります。
要約すると、
・このボートで30分×2回イルカを探しながらパスをうろうろする。
・今日の海の様子だと、イルカは見れないかもしれないが頑張ってみる。
・ダメだったら、お魚いっぱいのシュノーケリングポイントに連れて行く。
う~ん。。ドルフィンウォッチングのツアーにしては、なんて後ろ向きな説明でしょう。
相手は野生の生き物なんですから、その時の状況次第(イルカの気分次第?)で見れないことがあるのは当たり前のことだと思うんだけど。
それでも、これだけ念を押すってことは、ちゃんと言っとかないと、後でクレームがきたりすることがあったのかな~。
どんぶらこ~どんぶらこ~
ボートを少し移動してみたり、じ~っと待ってみたり、イルカがいないかみんなで探してます。。
停まってる間は特に揺れを感じるので、酔わないように遠くの水平線を見るようにしてます。
ガイドさんが「ドルフィン!」って指さしました!
どこ?どこ?みんな指さした方向を探したけど、見つけられなかったみたい。。
やっぱり今日は無理なのかな~。
諦めムードの中、少し離れた水面に小さく見える黒いもの。。
あの黒い三角形って、もしかして背びれ!?
「いた~!!」 思わず指さしながら叫んでしまいました。
イルカ登場!
急に叫んだ私の声にみんなビックリしたようですが、同じ方向を見て指さしたりしてるから、ちゃんと通じたみたい。
ゲストで最初に見つけたのは私だったなんて、やっぱり今回は動物運がいいのかも♪
最初に背びれを見つけてから、みんなきょろきょろしてイルカを探してます。
しばらくして、右に左にイルカの背びれが見えて、みんな急に大忙しになりました。
うちの家族も含めてゲストのみなさん、イルカが姿を見せる度に、指さして叫んだり、写真を撮ったり、えらい騒ぎです。
遠巻きに背びれだけを見せてたかと思ったら、ボートのすぐ横を並走したり、水面から顔を出したり。
3匹でぴったり並んで泳いでたりする姿も可愛い~♪
会えないかもしれない、ってあんなに念を押されてたのが嘘のようです。
おお~っ!すぐ目の前で小さくジャンプしましたよ~!
テレビで見たような大ジャンプじゃなかったけど、かなり嬉しい~!
うちの家族も念願のイルカに会えて大満足のようです。
シュノーケリング
最初に、イルカに会えなかったら連れて行くと言われてたシュノーケリングポイントにやってきました。
会えても会えなくてももちろん行くことになるんですね。
ここは波も穏やかで流れも早くないし、ライフジャケットも着けてるし、うちの父でも大丈夫そう。。
それでは、みんなでシュノーケリングです。
水深は3mくらい? 透明度はまあまあってところかな。
枝サンゴは見当たらず、モコモコのサンゴがいっぱいです。
お魚はチョウチョウウオとかスズメダイとか小さいのを中心に色々いるけど、数はそんなにはいないような。。
でもまあ、サンゴやお魚を見ながら泳ぐのはやっぱり楽しい♪
ガイドさんの後ろに付いていくように妹に言って、その後を泳ぎます。
父はというと、、だいぶ後ろの方にいるようです。さらにその後ろにはうちのダンナが。。
あちゃ~。すっかり子守り状態ですね~。
申し訳ないけど、父の方は任せて、私は妹の方を追っかけることに。
1番先頭を行くガイドさんが何かを見つけたようです。
すいっと潜ってサンゴの中の小さいものを指さしてますね。
これって何なのかしら?
後で聞こうと思って聞きそびれてしまいました。
ホテルに帰ってきました
イルカにもいっぱい会えて大満足のドルフィン・ウォッチング・ツアーも終わり、ホテルに帰ってきました。
水着も着てるし、このまま部屋からシュノーケリングです。
水上バンガローのテラスからパンのかけらをパンをばらまくと、あっという間にお魚がいっぱい集まってきました。
さっきのシュノーケリングポイントより多いような。。(笑)
テラスから海の中へ入ると、あ、足が届きませ~ん!
前回の42番の時は腰くらいまでしかなかったのに、今回の45番の辺りまでくると深くなるんですね。
もちろん、ゴマ様やモンガラさんも登場!
ゴマ様は迫力ありすぎ!近くに寄って来られると怖いです~!
ゴーギャンパール
雨模様の午後は、これまた妹の希望だった黒真珠を見にゴーギャンパールに向かいます。
養殖場見学のバスに乗るのは、私たち家族とアメリカ人らしき方々が何人か。
ゴーギャンパールに到着すると、天気のせいか、最初にショップの方に案内されました。
他の方たちは養殖場の中を見学するようでしたが、うちの家族は移動する気配なし。
「真珠の養殖なんてミキモトで何回も見たことあるからええわ」と父。
妹もショップで黒真珠選びをするそうな。
という訳で、お買い物モード突入です。
ここで、見知った方がやってきました。昨日、夕食をご一緒したあいびーさんご夫妻。
もちろん、目的は黒真珠です。
色も形もホントに多様な黒真珠。
うちの妹もあいびーさんも、眼差しは真剣そのものです。
対照的なのは、男性陣。。
もういい加減に決めてくれ~と諦めつつも呆れ顔のよう。
あ~だこ~だ言いながらひたすら悩み続けるうちの妹の隣で、黒真珠を見てたらなんとなく。見てるだけ~のつもりが、、。
つい、買ってしまいました~。ヾ(@^▽^@)ノ
しかしまあ、私が買ってもまだ迷ってるうちの妹。。
いったいいつになったら決まるんだか。( °~ °)
初・ファンカー
夕方になって雨も止みました。
ランギロアに来たら行ってみたかった場所、西村さんの写真館「フォトライロア」。
これまた1度乗ってみたかった「ファンカー」でドライブがてら行ってみようと思います。
ファンカーは免許なしで乗れるゴーカートの1歩手前のような車です。
実物を見て想像以上の小ささにビックリ!こんなんに大人2人乗れるんかいな。。
ハンドルにアクセルにブレーキ。
なんともまあ、簡単すぎる作り。( ̄□ ̄||)
とりあえず2時間だけ借りることにして、ファンカーに乗り込み、エンジンスタート。
「バリバリバリバリ~」
噂通り、結構うるさい音がしますね~。
ホテルの敷地を出て1本道をアバトル村の方へ向かいます。
さてさて、ファンカーの乗り心地は、、、お世辞にも良いとは言えませ~ん。
そんなにスピードは出してないけど、大人2人でギリギリはみ出しそうなサイズのせいか体感速度は結構あるし、振動もあるし、転がり落ちるんじゃないかとしっかり掴まってました。
なので、写真は全くなし。
橋の手前などには車を減速させるための隆起があるんですが、ファンカーにはこの隆起が大き過ぎ。
乗り越える度にガッタンと大きく揺れるので、ちょっとドキドキ。
とはいえ、ほとんど通る車もいなくて風も気持ち良いし、楽しいプチ・ドライブでした。
フォトライロア
フォトライロアに到着しました。
お店で出迎えてくださったのは、Masaharuさん。
お店の中は、写真館らしく(当たり前ですが)カメラやライトなどが置いてあり、テーブルやカウンターにもランギロアのゆる~い空気が漂っています。
PCのディスプレイもハイビスカス柄なのが素敵です。
残念ながら、奥様のNaokoさんは体調がすぐれなくてお家に帰られたそうですが、Masaharuさんのはからいで電話でお話することができました。
あれこれ話しながら、ふと思うこと。
そういえば、「話す」のも初めてだったんだな~って。
メールや掲示板などネット上でのやりとりだけで、いまだお会いしたこともないのに、なんとなく長い付き合いのような気がするのですから不思議なものです。
さて、ようやくやって来たこのお店ですが、なんともうすぐ移転されると聞いてビックリ!
移転後のお店にも来れるといいな~。(ちなみに、2007年11月に移転されてます)
せっかく来たので、インターネットで気になる明日以降のお天気をチェック。
気象衛星画像や週間予報のサイトを確認すると、明日のブルーラグーンは何とかなりそうな感じかな。
でも、全般的には不安定な感じで、特にボラボラはかなり危険かも。。
、、、。これはもう祈るほかありません。
お店を出る時に、Masaharuさんと記念撮影。
もちろん、写真館の看板娘、男の花子&太郎とも一緒に撮ってきましたよ。
ディナー
今日の夕食は、ホテルでタヒチアンダンスショー&ビュッフェです。
やっぱり、タヒチに来たらダンスショーは見なくっちゃ。
まずはその前にディナータイム。ビュッフェコーナーにはタヒチ料理やフランス料理など、いろんな料理が並んでます。
美味しそうなものがいっぱいで、目移りしちゃいますね。
ステーキとかは目の前で焼いてくれますよ。
うちの家族もいろいろ取ってきて、お皿の上はすっかり山盛り状態。。
ちゃんと食べきれる量にしといてね~。(-_-;)
デザートも、ケーキやクレープ、フルーツもいっぱいで、うちの妹も大喜びです。
ダンスショー
レストランの片隅で華やかな衣装をまとったタヒチアンたちが準備中。。
そろそろダンスショーが始まるみたいです。
トエレの音とともにダンサーたちが登場して、お待ちかねのダンスショー♪
今日の席は1番前、っていうよりダンサー達の真横!
まあ、すっごい近くで見やすいからいいんだけど(笑)
キアオラのショーは演奏も踊りも地元のタヒチアンかな?
とっても素朴な雰囲気です。
少女たちのはにかんだ笑顔がとっても可愛い~~~!
ショーの最後の方には、恒例の人さらいのコーナーが。
1番前だから心配してたけど、今回は誰もお呼ばれなし。
うちの家族は、ショーの後にダンサーと記念撮影してご機嫌でした。
疲れる。。
明日のブルーラグーンに行く準備をしてたら、電話がかかってきました。
こんな時間にかけてくるのは、きっとうちの家族に違いないと思ったら、案の定、うちの妹です。
「なあ、お父さんがフロントに行って電球交換してもらうってゆってんねんけど~」
「フロントに電球持ってチェンジってゆえば分かるんやろ」と、うちの父。
はい~!?( °- °)
そういえば、部屋のライトの電球が片方だけ切れてるって。。
もう夜も遅いのに、なんで今じゃないとあかんのか。。
好きにすれば~といったん電話を切ったものの、、
「しゃぁない、行くか。。」とうちのダンナ。
水上バンガローの電球を1コ持ってビーチスイートに行くと、「あぁ、電球持って来たんか~」
何の驚きもない、持ってくるのが当たり前って態度はいったい何様~!(▼ヘ▼メ)
父の態度にむかつきながらも、切れてる電球と交換してみたけど灯はつきません。
もしかしてライト自体がダメなのかも?
よく見ると、同型のライトの電球4つのワット数は、20W、40W、60W、80Wとばらばら。
、、、。さすがはタヒチというべきかも。
交換しても灯がつかないのを見たうちの父。
「まあ、しゃあないな。明日にでも替えてもらえばええで。」
あの~、私たちはあなたの『小間使い』ですか~?
はぁぁ~疲れる。。