旅行記 > ホテボラ＆キアオラ2007 > ボラボラ編(1)

空港からホテルまでは、専用の送迎ボートで向かいます。
ボートを見てビックリ！新しくなってたんですよ～。
前よりちょっと豪華なボートです。

空港からボラボラ島を反時計まわりにホテルボラボラを目指します。

今日の乗客は、ホテルのスタッフ２人とうちの家族が４人。それから日本人のご夫婦が１組だけ。
同じ便は満席だったのに、ホテルボラボラに宿泊する人は少ないですね。

新婚旅行で行ったラグーンリゾートの横を通りすぎました。
パスの手前には、大きな豪華客船が停泊しています。

早朝のボラボラは晴れてるけど、残念ながらオテマヌの上には雲がかかっています。

最初はボートの中に座ってたんですが、最後尾の席が気持ちよさそうで移動。
心地よい風が吹いて、ご機嫌のプチ・クルージングです。

そして、愛しのホテル・ボラボラが見えてきました。
２年振りの帰郷です。

ホテルのドック(船着場)に到着すると、日本人スタッフのマミさんが出迎えてくれました。
メールではやりとりしてたけど、お会いするのは初めてです。

まずは、よく冷えたウェルカムシャンパンを頂きます。
すっきりした味で美味し～～い！
このドックで海を眺めながらシャンパンを飲むと、ホテボラに帰ってきたんだ～って実感がわいてきます。

私たちが乗ってきたボートは次の便でやってくるゲストのお迎えに行くみたいです。
荷物を下ろしたら、また空港の方に行っちゃいました。

ドックでは、みんな、記念撮影したり、お魚にパンをあげたりして楽しんでるようです。

ここで、マミさんからお部屋の案内がありました。
リクエスト通りの部屋ですって。良かった～♪

でも、うちの家族が泊まる１１０は今すぐ入れるけど、私たちが泊まる１０８はまだ準備ができてないんですって。
いったん別のバンガローを使って、準備できしたい１０８に移動してください、とのこと。

まあ、仕方ないですよね。
長時間のフライトの後だし、別の部屋を使わせてもらえるのはありがたいです。

それでは、お部屋に案内してもらいましょう。
最初は、ドックのすぐ隣の１１０号室。
リクエスト通り、エキストラベッドも既に入れてくれてます。
親子で泊まるから、もう１つベッドを用意して欲しいことを伝えておいたんです。

父と妹も２年振りの水上バンガローに帰ってきて、喜んでいるようです。
しか～し、テラスに出て海を眺めたりする２人を横目に、チェックインの手続きはもちろん私がやるんですよね～。(ー_ー)

こんな何でも人任せなのに、奴らは海外旅行ももう慣れたとか言うんだから全く。。

さてさて、私たちはどこのバンガローに入れるのかしら？？
案内されたのは、意外な部屋、１１６号室。
あれ？？？ここって水上バンガローじゃないの～？

マミさんの話によると、元々は水上バンガローのカテゴリーだったんですけど、今は普通のバンガローに変わったそうです。
バンガロー下の水位がだんだん下がって、今では半分は陸上になってしまったから、なんですって。
う～～～ん。こんな所にも何かの影響なのかしら。

お部屋でチェックインの手続きを済ませて、ちょっと休憩。
水上バンガローの準備が整いしだい、電話をくれるそうです。

とりあえず、初めて入った１１６号室の中をうろうろ見学。
お部屋の内装も雰囲気も、当然のことながら水上バンガローのまんまです。
テラスに出てみたら、正面には旧プレミアムバンガローへの桟橋とビーチ。
その向こうにはオテマヌが見えます。

テラスから真下を覗き込んだら、水上っぽいんですけどね～。
確かに水位はかなり低めかな。。
これで普通のバンガローのお値段ならちょっとお得なのかも。

ひと通り見てまわってるうちに、だんだんと眠気が。。
ちょっとだけお休みなさ～い。。

すっかり眠りの国にいた私たちでしたが、電話の音で目が覚めました。
といっても、私はまだ寝ぼけてましたけど。。σ(^◇^;)

ダンナが電話に出ると、水上バンガローの準備ができたとの連絡です。
連絡がきたらすぐに移動できるようにしてあったので、早めに荷物を運びに来てもらえるようにしました。

時計を見ると、１１時過ぎ。
まだちょっと眠いけど、いつまでもここでぐうたらしてるのももったいないですよね。
せっかく起こしてもらったことだし、そろそろ行動開始しなくっちゃ！

今度こそ正真正銘の水上バンガロー、１０８号室です。
うちの家族が前と同じ部屋に泊まりたいなどと贅沢を言うし、今回もきっと部屋を行ったり来たりするはめになるだろうし、隣の部屋をリクエストしてました。

それに、前回この部屋に泊まってた方が、部屋の目の前にサンゴやお魚がいっぱいだと教えてくれたのでそれも楽しみ～♪

さてさて、どんなお部屋かな？

部屋の中の位置関係はさきほどの１１６号室と変わりません。
違うのはプレゼントのパレオやお花がベッドにデコレーションされていることくらいです。

今回もパレオの巻き方の本も一緒に置いてありますね。
この本、こんなんスタイルのいいタヒチアンじゃないと似合う訳ないやんか～、って巻き方がいっぱい載ってます。

そして、ホテルからの手紙の「おかえりなさい」の文字。
まだ３回目の半人前リピーターですがちょっと嬉しい♪

あとは、フルーツの盛り合わせに冷えたシャンパンが用意されています。
こちらは後でゆっくり頂くことにしましょう。

うわ～！太陽が眩し～～～い！いい天気です。
やっぱりボラボラのラグーンはきれいですね～。
この多彩な色の海をただぼ～っと眺めてるだけでも幸せな気分になれます。

テラスの正面には、教えてもらった通り、ちょうど部屋の目の前にサンゴがいっぱいありますよ～。
これは、後であの辺りでシュノーケリングしてみなくっちゃ。

でも、その前に。そろそろお昼だし、まずは腹ごしらえかな。
となると、隣はどうしてるんでしょう。
テラスには出てきてないようだし、まだ寝てるんかな～。

とりあえず、隣に電話してみましょう。
電話に出たのは父。熟睡モードじゃないけどゴロゴロしてるみたい。まあ、長時間フライトの後だしね。

そろそろお昼だし、ランチに行かない？と誘ってみると、２人とも行くとの返事が返ってきたので、身支度してポファイビーチバーに行くことにします。

着替えて準備をして隣のバンガローに迎えに行きます。
そこでうちの妹から衝撃の一言が！
「なあ、外出るんやったら日焼け止め欲しいんやけど？」
「へっ？東京のホテルで渡したやんか。」
「そんなん知らんで～。渡してもらった覚えないけど～？」

よみがえるロイヤルパークホテルでの記憶。。
日焼け止めは置き去り？あの時ちゃんと手渡ししとけば。。

とりあえず、私が持ってた半分を妹に、今度こそ「手渡し」。
あの２人は全く記憶も何もなし。
もう！なんでも人任せにするからや～！(-_-メ)

でも、２人分の量を無くしてしまったとなると、１週間強の日程ではとても足りそうにありません。
仕方ない。。急遽、ブティックでウォータープルーフのSPF70なんて書かれたものを購入。
初めて見るメーカーだし、かぶれたりしないかちょっと心配。

気を取り直して、ランチを食べにメインビーチへ。
さてさて、何を食べようかな～。

クラブハウスサンドとポアソンクリュ、あとはヒナノとパイナップルジュース。
うちの夫婦２人ならこのくらいで十分。

ポファイビーチバーのカウンターに座って、心地よい風の中、ラグーンを眺めてたら、日焼け止め紛失事件のいらだちもちょっとだけ癒されます。

料理が運ばれてきました。
やっぱりフライドポテトがてんこ盛り。これで結構お腹がふくれるのよね～。

前回、ホテボラに泊まった時にようやく乗ることができたセイリングカヌー。

今日はいいお天気だし、風もまあまあ吹いてるし、セイリングは気持ち良さそう♪
うちの妹も今度はぜひ乗ってみたいと言ってたしね。

ビーチボーイに声を掛けてみました。
「あのカヌーに乗りたいんだけど。。」
「今日はキャプテンがいないから無理だよ」

ありゃ～残念。。次の機会を狙います。

メインビーチからそのままマティラ側のビーチへお散歩。
ポテファレの椅子に座ってぼけ～～～っとただ海を眺める。これだけで他には何も要らないんじゃないかな。

でも、ちょっと気になるものが目の前にあります。

あらら～、波除けの石が壊れて崩れてますよ～。
もしかして、一昨年の９月にあった高波の影響で壊れてそのままなのかしら。。

一昨年来た時は、あの先端まで行って記念撮影もしたのに。。
ちょっと淋しいですね。

午後から少しシュノーケリングをすることにします。

一昨年はうちの父がシュノーケリングの後で体調を崩したので、様子を見ながら少し慣らす程度だけにしとかないとね。
まあ、２度目だし、水中マスクやシュノーケルをつけた感じを思い出すくらいでいいでしょ。

水着に着替えて、水上バンガローのテラスからパンをまいてみます。

バシャンッ！勢いよく魚が集まってきましたよ～。
最初はカラフルなお魚たちが中心ですが、しばらくするとナペの群れ（通称「ボラ軍団」）で埋めつくされます。

そんな中、のんびり泳いでるちょっと変な形の魚が１匹。。

フグですよ～！

フグめがけてパンを投げるけど、全部他の魚に取られてます。
しかしまあ、アップで見たら面白い顔～！（笑）

それではシュノーケリング開始です。

先に行ったダンナが、部屋の前のサンゴがいっぱいある辺りにいます。
残念ながら、サンゴはあるけどお魚はあまりいないみたい。。
それよりも、流れがかなり早いので泳ぐのが大変ですって。

そう言われてみると、波もちょっと高いみたい。。
そこで待っとくか？と言われたけど、とりあえず水中へ。

ひゃあぁ～。ホンマに流れがきついです。
部屋の前につながれたフロートのロープをつかんで進みますが、ロープを離したらそのまま沖の方に流されてしまいそう。

水中にはサンゴがたくさんあるけど、お魚はあんまり見えないな～。

そうしてるうちに、後ろから泳いでくる人が。。
なんと、うちの父と妹です！メインビーチ側から泳いできたんですって。

ちょっと待った～！あまり泳げない人にはこの流れはきついですってば～。
言わんこっちゃない。ロープをつかんで流されないようにするので精一杯って感じです。

ダンナが父に、妹の後ろに私が付き添って、岸の方まで戻ります。
部屋が濡れるけど仕方ない。とりあえず、いったんうちの部屋に上がりました。

うちの父は、もう泳ぐのはいいと自分の部屋に戻りました。
一応、前回の体調を崩したことで懲りてるのかもね。

妹はともかく、父はあまり無理しない方がいいと思ってたし、部屋でのんびりしてくれてる方が安心です。

ドックから旧プレミアム水上バンガローの方へ向かいます。
こちら側の方が流れがおだやかでお魚もいっぱいだし、楽しめそうです。
ここのサンゴはこんもりした森みたいで、太陽が当たるときれいなんですよ～。
いろんなお魚もいっぱいで、パンをちょっと投げたら、あっと言う間にお魚に囲まれてしまいました。

水上バンガローの前はドロップオフになっていて、急にぐぐっと深くなって底が全然見えません。
前回はここでウミガメに出会ったけど、今日はいるかな？
ドロップオフになる少し上辺りを探しながら見てると、何か丸いものがゆ～っくり動いてます。

うわぁ～！いました！ウミガメです！
結構深いところにいるので小さく見えますが、近くで見たら大きいんでしょうね。
あわてて、ダンナと妹に声を掛けました。
上から見られてるのに気づいたのか、ウミガメは少し速度を上げてもっと深い方へ移動していきます。

あ～あ。。みるみるうちに、深いブルーの中に溶け込んでしまいました。
ウミガメって泳ぐの早いんですよね～。
「あんな所のカメ、よう見つけられたな～。」とダンナ。
そう。。。いつもダンナに「そこにおるやんか～、なんで分からへんねん。」と言われてる私ですが、なぜか今回の旅ではいろんなものを見つけることができました。

シュノーケリングも堪能したし、あとはゆっくり水上バンガローのテラスでまったり。
太陽もずいぶん傾いて、波の音だけが聴こえる静かな夕暮れ時です。
ドックやビーチにはまばらに人影があり、他のゲストもそれぞれゆったり過ごしていらっっしゃるようです。

夕陽は、、、ちょうど太陽が沈む辺りの水平線に雲が居すわってるのでちょっと無理みたいですね。
でも、西の空には薄い雲もあるし、ちょっとは夕焼けも楽しめるんじゃないかしら。

オテマヌもくっきり、ホントに今日はいいお天気でした。
明日以降も晴れるといいな～。。

心地よい風の中、波の音をＢＧＭにちょっとうとうと。。
あんまりにも気持ちよくて、このまま眠ってしまいそうです。

うとうとしてるうちにいつのまにか太陽が沈もうとしてます。
思った通り、雲に邪魔されて水平線に沈む夕陽は見られそうにありませんね。

でも、夕焼けは期待できそうです。
すでに上空の雲はほんのりピンク色に染まっています。
真っ赤に空が焼けているって感じにはならなかったけど、こんなのも綺麗ですよね。

ボラボラ最初のディナーはホテルのレストランで頂きます。
うちの父は前回、初日に体調を崩して食べられなかったこともあって、レストランに来るのは初めてです。

メニューは仏・英・日で書かれています。
これならうちの家族でも安心して注文できます。
まあ、日本語のメニューと実際に出てくる料理のギャップに驚くこともあるんですけどね～。（笑）

最初の夜だから特別ってことで。
私と妹はカクテル、ダンナと父はヒナノを注文しました。
カクテルには南の島っぽい名前が付けられてたはずだけど、なんて名前だったかな～。

前菜のポワソン・クリュはヤシの実のカップに盛り付けられてます。
ホテボラのは私好みの味付けで何度か食べてます。
シンプルな料理ですが、お店によって味がだいぶ違います。

メインはマヒマヒのグリル。
マヒマヒは淡白な味で食べてるうちに飽きてくるんですけど、小さなグラスに入ったソースをかけると、味が変わって最後まで美味しく頂けました。

妹は最後にデザートまで頼んでご満悦。
私より小柄なのに、いったいどこに入るのか不思議です。。

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