旅行記 > モアナ2002 > ボラボラ編(2)

いつもは目覚まし時計なしには起きられない私なのですが、ふと６時前に目が覚めて、何気なしに窓の外を見ると…、ものすごい朝焼け！

びっくりして飛び起きて、隣で寝てるダンナを蹴り起こしました。

一瞬何だ？という顔をしたダンナも、外を指さすと飛び起きてカメラにまっしぐらです。
パチパチパチパチ写真を撮りまくりました。

ちょうど、向かいのソフモツの三角屋根が浮かび上がって、ものすごくいい感じです。
早起きは３文の得だとか言いながら、タヒチの最初の夜明けを思う存分堪能しました。

早起きしてちょっと時間があったので、ガラステーブルからお魚にパンをあげながら待っていると…
来ました。フランス人の女性とタヒチアンの男性・女性で、３組分運んでいます。

カヌーは私の所に最初に来て、タヒチアンの女性を降ろし、次の部屋へ向かっていきます。
（タヒチアンの女性はテラスにセッティングしてくれた後、部屋の入口から帰っていきました。）

ご覧のとおり、ボリュームたっぷりで、海を見ながら食べるとさらにおいしく感じます。
さすがに食べきれなくて、パンとヨーグルトは昼食になっちゃいました。

食べ終わった後、最初に運んできた時のトレーに片づけて、あとで部屋の外に出そうと思ってたら、さっきのフランス人の女性がカヌーから取りにきてくれました。
部屋の外に出すって知らないと思われたのか、そういうもんなのか、どっちでしょうか？

朝食の後は、デジカメの水中撮影とシュノーケリングの練習を兼ねて、部屋の下付近で初シュノーケリングです。

私はあまり泳げないので、ちょっと怖いけど、ドキドキしながら（小学生の頃は１００ｍ泳げたのに、今は顔つけるのもちょっと怖いのでした。）、日本から持ってきたマイ・シュノーケリングセットとホテルで借りたフィンをつけて、水の中へ。
深さは１ｍくらいで、十分背が届きます。

パンをあげると、寄ってくる寄ってくる！
黄色いチョウチョウウオや、青や水色、白黒ストライプとかのスズメダイ達、小さいお魚がいっぱいいます。

特に、水色のスズメダイの群れは、私やダンナが泳ぐ後をず～っとついてきました。

ホテルの正面から出てすぐ左に、パブリックビーチがあります。
大きい屋根付きの休憩所があって、その向こうに、どこまでも続くマティラの海があります。

地元の方や観光客もまばらですが、泳いだり写真を撮ったりしています。
（公共のビーチといっても、日本の海水浴場のような芋洗いは絶対ないんだろうな～。）

この色をどう写真に撮っても、実物には近づけられそうにありません。
初めて見た時は、写真を撮るどころか、何も言えませんでした。
ただひたすら見つめるだけ…。

午後は、今回の旅の目的の１つ、ジープサファリに参加します。

ガイドはセバスチアンさん。片言の日本語を話せる、とてもおもしろい人でした。
メンバーは、ポルトガル人１組、横浜の日本人１組と私達の６人です。

ガイドさんも慣れたもので、ジープを止めて振り向いて「オ～ケ～イ（ＯＫ）」と言ってニヤッと笑い、「行きましょ～」とスタートさせます。

「こんなんどうやって行くねん！」と叫びたくなるような道なき道をガンガン登ったり降りたり、川のようなぬかるみにもザブザブ入っていくし…
みんなキャ～キャ～ワ～ワ～、すごくおもしろかったです。

まるでジェットコースターのように上下左右に揺れて、しっかりつかまらないと転げ落ちそうです。
腕はもちろん、足もふんばるし、腹筋にも力が入るし、次の日は全身筋肉痛になるかも。

でも、みなさま一押しのテレビ塔からの眺めは最高で、本当に来て良かった…としみじみ。
他にも見晴らしのいいポイントで止まってくれたり、グレープフルーツやココナッツを目の前で切って＆割って食べさせてくれたり、島内を１周して教会とかの観光スポットも見れるし、かなりお得です。

他にもジープが３台くらい一緒のコースをまわってて、日本人（一番多かった）やアメリカ人、フランス人、いろいろ来てました。

行く時には、帽子と日焼け止めと虫除けスプレー必須です。
（ホロのないジープもあったし、山の中はかなり蚊がいます。結構かまれてる人もいました。）

ホテルに戻った後、夕食に出掛けるついでに散歩することにしました。

ホテルを出て周回道路を左に、モイ・ヘレ・マティラ・ビーチを越えてちょっと行った所で、きれいな夕日が見えました。

ちょうどホテル・ボラボラのバンガローがある辺りに日が沈んでいくんです。

レストラン・マティラまで行くつもりでしたが、日が沈んだ途端、辺りがどんどん暗くなってきたので、行きはよいよい帰りはこわい、になるのは嫌だなぁと引き返すことにしました。

２日目の夕食は、ホテルを出てすぐ右にあるファレ・マヌイアに行きました。
１８時半頃に着いた時は誰もいなかったのに、１９時半過ぎには満席になってました。
ホテルへの送迎もあるようで日本人を含めた観光客も多く、地元の人も来ていました。
店員さんも、女性２人と男性１人を見かけましたが、みんな愛想もよくて感じのいい人でした。

メニューは仏、英、日で書かれていて、分かりやすいです。
本日のディナーは、
・ヒナノビール
・季節のサラダ
・シーフードパスタ、サフランソース（ダンナ）
・マヒマヒのグリル、バニラソース（私）
・ミネラルウォーター
しめて７４００ＣＦＰ。まあまあ高いけど、味は良いです。

ホテルに戻って、明日は中華にしようと思い、マサトさんに送迎有りでおいしい中華料理屋さんを聞いてみると、パンダドールを勧められ、さっそく予約をお願いしました。

ちなみに、予約する時、ホテル名をモアナビーチって言ってました。
改名しても、周りのレストランとかにはその方が分かりやすいのかな～。

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