空港からホテルへ
空港からホテルまでは、専用の送迎ボートで向かいます。
ホテル・ボラボラはちょうど島の反対側になるので、ちょっとしたクルージングですね。
乗客はホテルのスタッフ2人と私達4人と日本人が1組だけ。
エアタヒチはほぼ満席だったんですけど、同じホテルに宿泊する人はほとんどいなかったようです。
空は残念ながらちょっと曇り気味で、スコールも降っています。
でも、虹が見えてますよ。
ラグーンリゾートやヴァイタペの横を通りすぎ、オテマヌを眺めながらボートは進んでいきます。
そして、ホテル・ボラボラが見えてきました。
ホテルへ到着
ホテルのドック(船着場)に到着すると、よく冷えたシャンパンのウェルカムドリンクをいただきます。
太陽がまぶしくて、風が気持ちよくて、ホントにいい天気。
シャンパンを飲みながら海を見ていると、ボラの集団の中に、なんか違う黒いものが1つ。。。
あ、あれ!小さなベビーマンタですって~!!
さすがはホテル・ボラボラ。感動です!
記念撮影したりして、しばらく桟橋からの景色を楽しんだあと、お部屋に案内してもらいます。
日本人スタッフのミキさんは今日はお休みだそうで残念。
まあ、明日は会えるだろうから良しとしましょう。
まずは水上バンガローへ
水上バンガローはドックのすぐ隣。念願の110番のお部屋です。
テラスからの眺めも最高ですよ~!
おっと、でも、その前に一仕事。
まずは部屋割りを決めなきゃいけません。
実は、どっちに誰が泊まるかはまだ決めてなかったんですよ。
実際に見てからでも大丈夫だろうし、途中で変わってもいいし、と思ってたので。。
父が水上バンガローに泊まってみたいようなので、こちらは父と妹の部屋に決まり。まさに現地で決めた私たちです。
この部屋に泊まるのが父と娘だと分かり、もう1つベッドを入れましょうか?と聞かれました。
ここのバンガローではそういったことは無理だと聞いてたので、ちょっととまどってたら、
「YesかNoか、どちらかだけを言って!」
...「Yes。」と答える私。
「O~K~」とにっこり。
さすがはフランス人女性。怖いくらい強くて素敵です。
でも、正直、ホントにとってもありがたいです。
うちのダンナも、父親とダブルベッドは可哀相だから、最悪、父と自分を同じ部屋にしようかって話してたくらいですからね~。
この課題があって、なかなか部屋割りが決めきれずにいたのでした。
手際よく、ベッドを運んでくれるスタッフに心から感謝です。
お次はビーチファレへ
ビーチファレは3番のお部屋です。
アクティビティ・ファレの隣にあり、レセプションからも近いので便利です。
実際、今回はレセプションに行く機会がとっても多くて..ホント、近くて助かりました。。
中に入ると、広~~いリビングが目の前に!
リビングの中央にはソファーセットがあり、ウェルカムフルーツとシャンパンが冷やしてあります。
10畳くらいのリビング、隣に8畳くらいのベットルーム、さらに隣に3畳くらいの居間。
あとはバスルームに、これまた広いサンデッキ。
なんと、トータルで117㎡!日本の自宅より広い。。
バスルームには、猫足のバスタブにシャワールームが別にあり、洗面所はダブルシンクで使いやすいです。
部屋のドアを開けると目の前がビーチって最高ですね!
サンデッキものんびりできそうだし。
それに、このお部屋の場合、ベッドで寝っころがったまま、青い海が見れるんです。
これはかなり気持ちいいです。
あれ???これだけ眺めがいいってことは、逆に、外から丸見えってこと!?
まあ、普段はブラインドを降ろしていれば問題ありません。
といっても、ほとんど人が通ることないんですけどね~。たまにスタッフが通るくらいで。
何はともあれ、これから5日間、快適に過ごせそうです。
まずは、ちょっと休憩です。昼過ぎまでおやすみなさ~い。。。
初・シュノーケリング
午後から少しシュノーケリングをすることにします。
うちの家族は、シュノーケリングは初めてですからね~。
明日、ポリネシアンツアーの予約をしているので、今日のうちに練習しといた方がいいかな~と思いまして。。
水上バンガローから海に入りたいみたいですけど、風が強くてバンガロー周辺は川のように流れてます。
やっぱり今日は止めておいた方がよさそうです。
なので、当初予定してた通り、マティラ側のビーチで練習。
ビーチは遠浅で、所々にサンゴの根があり、チョウチョウウオとかもいるので、初シュノーケリングな人にもおすすめです。
シュノーケルセットを付けて、フィンを履いて、練習開始。
私とダンナは自分自身の練習もしながら、2人の横や後ろについてます。
最初はおっかなびっくりって感じでしたが、少し慣れてきたようですね。
妹はまだいいとして、うちの父が。。なんかどんどん沖の方に進んでますけど~!
うちのダンナが慌てて隣に行って岸に誘導しようとしてます。
あんまり沖の方に行くなって言ってるのに、本人は岸と平行に進んでるつもりのようです。
たまに顔を上げるなりして自分の位置を確認するようにって再度注意!
それでも、どんどん沖の方へ真っ直ぐ一直線な父。
おいおい、自分の体力、ちょっとは考えたらどないやねん!
そっち行ったらあかん!!ってジェスチャーで伝えてもなかなか曲がってくれないし。。
大丈夫なんかいな、ほんまに。。
旧プレミアム水上側へ移動
ちょっと深い所にも行ってみようということになりました。
うちの父も行くと言ってます。。
ライフジャケットを付けて、桟橋の横の階段から降りて、旧プレミアム水上バンガロー側へ向かいます。
うわ~、やっぱりこちら側は珊瑚もすごいですね。お魚の数も段違い。
パンをちょっと投げたら、前が見えなくなるくらいお魚に囲まれてしまいます。
あれあれ~!なんか大っきなものが動いてますよ~!
カメです。ウミガメです。
急上昇で水面へ顔を出したかと思ったら、一気に急降下で見えないくらい深い所まで潜っていきます。
のろまなカメなんて大間違いですね。
ウミガメやお魚たちを見ていて、ふっと気がつくと、うちの父がいません。
また遠くに行ったのでは、と沖の方を見てみましたがいません。
反対側を見ると、水上バンガロー下の階段に座っている人影があります。
...あ・れ・は...!?
お、お父さん!そこは他の人の部屋や~~!!
大急ぎで父の所に向かいます。
しんどい、って、はぁぁ。。
幸い、そのバンガローの方は日本人で、お疲れのようですからいいですよって言ってくれました。
謝罪とお礼を言いつつも申し訳なくて、かなり疲れているようでしたが、父を連れて岸まで泳いで帰りました。
もし、親切な人じゃなかったら、今頃どうなってたことやら。。
初日から大慌て!
部屋に戻って着替えたりしてる時に、電話が鳴りました。
誰からかな~と思いつつ、電話に出ると、うちの妹です。
「どうしよう!お父さんがお腹痛いって~!」
なんやて~!えらいこっちゃ~~!
着替えもそこそこに、ビーチファレから水上バンガローまであわてて駆けつけました。
父は、お腹の辺りに掛け布団を巻きつけて、ベッドに横になってます。
下してるだけじゃなく、既に吐いたりもしたとか。。
あちゃ~。だから無理せず泳ぐように言ったのに~っと言いたい気持ちもあるけど。。
初日から海に入れるのはまずかったかな。。
体力あるようでも、やっぱり年齢相当になってきてるってことですね。ここは私も反省。。
症状を聞くと、なんとなく、急性胃炎っぽい感じです。
疲れからきてるんでしょうけど。。
病院に行くほどではないと本人は言ってますけどね~。
今日は、日本人スタッフのミキさんはお休みだし、こういう時は英語ができないと困ります。
何はともあれ、しばらく休ませた方が良さそうです。
とりあえず水分は取った方がいいでしょうね。
ミニバーからオレンジジュースを出して飲ませてみました。
どうやら、これは大丈夫そうです。
あと、ミネラルウォーターも出しておこうっと。。
レストランでもどっきり!
とりあえず寝てる、と言ってるので、父を部屋に残してレストランに行くことにします。
レストランは、20時頃ということもあり、ガラガラです。
窓際の席に座り、メニューを受け取ります。
メニューは仏・英・日で書かれています。
良かった~。今日はアラカルトの日のようです。
去年は、たまたま「スパイス・ナイト・ディナー」の日で、セットメニューしかなくて、ちょっといまいちだったんですよね~。
注文する際、ここでもうちの妹がやってくれました。
タヒチアンのスタッフに、メニューを指差しながら、「これお願いします。」と完璧な日本語でにっこり。
ちょっと待った~!
お嬢さん、ここはタヒチですってば~!!
うちのダンナと2人で、一瞬、固まってしまいました。。
しかし、相手もさるもの。全く動じずに注文を受けてくれました。
まあ、状況判断で分かってもらえたんでしょうけどね~。
「な~、さっき、日本語で注文してたやろ~?」
「え~。そうやったけ~?」
うちの妹は自分がしたことに何の疑いもない様子です。
ダンナと2人、これは思った以上に大変な旅になるかも。。と予感させてくれる出来事でした。。
なお、ディナーはとってもおいしかったです。
お肉も柔らかくておいしい~!
最後に、デザートにチョコレートケーキも頼んで、妹も大満足のようでした。