旅行記 > マイタイドリーム2006 > ファカラバ編(6)

今日がホントの最終日

どんより曇ってますファカラバでの最後の朝がやってきました。

残念ながら、今朝のお天気はかなりどんよりした曇り、空はず~っと向こうの方まで分厚い雲で覆われています。

最後の日は、できれば晴れて欲しかったな~。
やっぱり青いラグーンが見たかったし。。

でもまあ、風はそよそよ吹いて、涼しくて気持ちのいい朝です。
ビーチに出てみると相変わらず静かで、波の音だけが聞こえています。

タヒチでは、夜は嵐になることも多くて、昨日の夜もかなり雨が降っていたようでした。
お部屋のテラス
でも、はな家のお子さん達の力作もちゃんと残ってましたよ~。(笑)
でもでも、この砂の芸術ともお別れなんですね~。。

やっぱり、最後の朝はちょっとしんみりしちゃいます。

荷作りしたり、部屋の中や外観の写真を撮ったり、やることいろいろあるし、しんみりばかりもしてられません。
ある程度片付けたら、朝ごはんも食べに行かなくちゃ!

砂の芸術も健在(笑)お部屋の正面より

朝の撮影大会

撮影ポイント模索中。。朝ごはんの後、うちのダンナがヒナノの空き缶とカメラを持ってビーチをうろうろしてます。

2006年のヒナノは青い缶!可愛い~!綺麗なブルーでしょ♪
空き缶をお庭の片隅に置いてみたり、波打ち際に置いてみたり、右や左に行ったり来たり。
どっから見ても怪しい行動ですよね~。(笑)

曇り空なのでラグーンの輝きもいまいちなんですけど、いろんな角度からチャレンジしてます。
ビーチに寝っころがるようにして、ヒナノとラグーンと桟橋を一緒に撮ろうとしてるみたい。

ヒナノ撮影中ヒナノ撮影中

お別れの挨拶

どんより曇ってますもうそろそろチェックアウトしないといけない時間が近づいてきました。
でも、お天気は相変わらずどんより曇ってます。

雨でも振りそうなお天気なのに、どうやら今日はテタマヌへのピクニックが催行されるようですね~。
参加するゲスト達が桟橋の方に集まっています。

おや~。今まさに桟橋を移動してるのは、あのアメリカ人の母娘さんではないですか。

あのお2人は最初のダンスショーの時以来、会えば必ず挨拶したり、仲良くさせてもらってたんです。
言葉はあまり分からないけど、お互いに身振り手振りを交えて話したりしてました。
ピクニックに行くみたい。。
チェックアウトの手続きをしにロビーに行くと、はなさん達も来てました。
はなさんもファカラバに未練たらたらの様子ですね~。

そうこうしてるうちに、ボートがもうすぐ出発する気配がします。
こうしちゃいられません。ボートが行っちゃったらお別れの挨拶もできませんもの。

急いで桟橋の方へ向かうと、お2人とももうボートに乗り込んでました。

「テタマヌはすごく気に入ったからまた行くことにしたのよ~」なんて楽しそうなお2人。
今日、私たちが出発することを伝えると「とても残念だわ~」と言ってくださいました。
一緒に行っちゃおうかな
そしたら、イタリアンの男性(例のタコを捕まえた人)が「一緒に写真を撮ってあげるからボートに乗って」ですって。
お言葉に甘えて、ボートに乗り込んで一緒に記念写真を撮ってもらいました。

お見せできなくて残念ですが、私、この旅の中で1番いい顔で写ってるんですよ。

一緒にピクニックに行くゲスト達が「それじゃあ、今からこのボートでパペーテまで一緒に行こう!」「そうよ、そうしましょ!」なんて言ってくれて、もうホントに一緒に行きたくなっちゃいました。

でも、そういう訳にもいかないもんね。。
出発しちゃいましたお名残惜しいけど、お母さん、娘さんとそれぞれハグして、ボートから降りた私。。

みんな、「またいつかお会いしましょうね」って、とっても良い人たちなんだから。
ほんとにまたいつかどこかで会えるといいな。

さてさて、感動のお別れの後、ロビーに戻ると、うちのダンナとはなさんが笑ってます。
「あ~あ、ボートに乗っちゃったよ~」とか話してたんですって。。

そして、彼らを乗せたボートはテタマヌに向かって出発していきました。
あまり揺れないといいな~。。


帰りたくないぞ~~~!

晴れてほしいな~もうすっかり、しんみりモードの私です。

もうこうなりゃ大盤振る舞い。 残ってたパンを全部出して、はなさんファミリーと一緒に桟橋から最後の餌づけです。

昨日くらいから人間に慣れてきたのか、桟橋の下にいろんなお魚たちが寄ってくるようになりました。

でも、タコは、、、いないみたいですね。
さすがにもう懲りて住居を変えたのかも。。(笑)

はな家のお子さん達、パンをこれでもか!ってくらい豪快にばらまいてます。
最後の餌づけ勢いがすごいですね~。

その気配に気づいたのか、「ゴマさま」がやってきました。

相変わらずの怖い顔です。
他の魚より一際大きいし、迫力が違います。
そして何より、あの「歯」がすごすぎる~~~!

でも、なんだかんだと言いつつ、かなり気になるやっぱり大好きなお魚です。
(水中で至近距離には来て欲しくないけど。。)

お魚が集まってきました哀愁が漂ってますよ~
ゴマさまゴマさま

そろそろ出発です

分厚い雲ですパンを全部ばらまき終わったら、今度こそ空港に出発する時間が近づいてきました。

レストランやいろんな所でお世話になったRegisさん。
「また来年ね」ですって。私も来年会いたいぞ~~~!

帰りたくない、、という気持ちが天に通じたのでしょうか、ロビーで待ってる間に雨まで降ってきちゃいましたよ~。

それもちょっと小雨ってのじゃなくて、思いっきり本降り!
ロビーの入口の前にトラックを停めてるから距離は大してないけど、やっぱりかなり濡れそう。。

雨が降ってきましたスタッフがゲストを1人ずつ傘に入れて、トラックまで連れて行ってます。
これならなんとか濡れずに乗り込めそうですね。

あらら~、私たち夫婦が最後になっちゃった。
行きと同様、トラックは満席で、私たちは運転席の隣に座ることになりました。

とうとうマイタイに別れを告げる時がやってきました。
出発するトラックから、スタッフに「また来るからね~」と手を振り続けたのでした。

トラックは大きな1本道の道路を進み、ロトアバ村に入ります。
たまには地元の人にすれ違ったりもするけど、やっぱり人が少ないですね~。

トラックの運転をしてるスタッフが「ここはファカラバで一番のビッグ・シティだよ」って言ってます。
なんてのどかな「ビッグ・シティ」なんでしょうかね~。

ファカラバ空港に到着

ファカラバ空港楽しいお話は尽きないけど、空港に着いちゃいました。
あれだけ降ってた雨も着くころには止んでしまいました。さすがは南国です。

1週間振りの空港は相変わらずゆる~い空気が漂っています。
マイタイからのトラックは満席だけど、空港はガラガラ。

でも、さすがにチェックインカウンターの辺りは、各ペンションの送迎の方やゲストでごったがえしてます。

まずはスーツケースを受け取って、エアタヒチのチェックインの手続きをしなくっちゃ。
手続きが終わって、ふとカウンターの片隅にティアレのつぼみが置いてあるのに気づきました。
ファカラバ空港
係員に「これ、もらっていい?」と身振りで伝えると、1つ渡してくれました。
「マルル~」って言ったらにっこり笑顔。タヒチアンの笑顔ってやっぱりいいですね。

空港の入口の壁に貼ってある、いろんなペンションのパンフレットに興味津々。
へぇ~。いろんなところがあるんですね~。

特に、テタマヌビレッジのおっきなナポレオンを抱えてる写真に釘付けになってしまいました。

ファカラバ空港いろんなペンションがあるんですね~
テタマヌビレッジナポちゃんが~~~!
トケラウモツ・アイト

ファカラバ、さようなら~(ToT)/~~~

エアタヒチエアタヒチは老人や子連れ優先です。
はなさん家の一員のような顔をして、一緒に先頭でエアタヒチに乗り込みます。

今回も一番乗りですからどこでも好きな席を選べるし、今度は行きと逆になる右側の席に座ってみることにしましょう。

でも、このどんよりと分厚い雲で覆われた状態ではどっちでも同じかもしれませんね。

飛行機が飛び立ち、ファカラバの環礁の細長い形が分かるようになってきました。
ファカラバ、さようなら~~~。

う~ん。。やっぱり曇ってますね~。
ファカラバ上空往路でちらっとしか見れなかった、あのラグーンの輝きはどこにもありません。

でもまあ、位置から考えて、たぶんこれがチャテアなのかな~。
あのどこまでも遠浅の広~~~っいビーチを上空から晴れてる時に見たかったな~。

ラグーンの中にぽっかりと浮かぶ小さなモツも見つけました。
なんて名前のモツかしら。

ファカラバ上空ファカラバ上空